元禄忠臣蔵の大石内蔵助

(大石内蔵助の話)

江戸時代に創作された仮名手本忠臣蔵そして昭和初期に書かれた戯曲元禄忠臣蔵の大石内蔵助は太夫と呼ばれました。この太夫(たゆう)、本来大夫とは中国の宮廷の官位からきていると言われています。日本では四位か五位になります。ということは大石の祖先が宮廷に仕えていたことになります。祖先が俵藤太秀郷ということになっていますので、性は藤原ということになり名は良雄ですので。 大石内蔵助は通称で実名は藤原良雄です。フルネームは大石内蔵助藤原良雄というのが正式名です。大石内蔵助らの吉良屋敷討ち入りをもとに。仮名手本忠臣蔵が創作されて人形浄瑠璃の演目としてヒットしました。そして後に歌舞伎の演目になりました。人形浄瑠璃から歌舞伎に移されたいずれも寛永元年1748年に初演になり、翌年江戸歌舞伎にて演目になり大ヒットしました。当時江戸幕府の時代背景では実名で演ずることははばかれたため、大石内蔵助は大星由良之助で、浅野内匠頭を塩冶判官そして吉良上野介を高師直に変えて演じられました。 現代の歌舞伎「元禄忠臣蔵」は昭和九年に実名で作り変えて上演されたのが初演です。 この元禄忠臣蔵から実名である大石内蔵助の名前で演じられました。元禄十五年に江戸で起きた討ち入りを大阪で創作され大当たりし、江戸に歌舞伎として演じられる流れは当時の時代背景がわかって来るようです。今年には国立劇場で”元禄忠臣蔵”作者真山青果を全編演じられるとのことです。この戯曲の大石内蔵助を演じるのが歌舞伎界のスーパースター中村吉右衛門、坂田藤十郎、松本幸四郎とのことでいずれの大石内蔵助もすばらしいものとなるでしょう。

この忠臣蔵の討ち入りの時代からちくま味噌は永代橋際でお味噌を造りを営んでいます。

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ちくま味噌は元禄元年(1688年)にお味噌の生産を乳熊屋作兵衛が開始し、当時より江戸の庶民に親しまれました。この元禄元年は大石内蔵助の長男大石主税良金が生まれた年でもあります。忠臣蔵とのつながりはこんなところにも何かの縁があったのでしょうか。

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