お歳暮は日本の文化

(お歳暮のお話)

お歳暮は何時から:
お歳暮の歴史は古代中国の風習で神のお祭りで供え物を季節ごとに捧げたことから変化
して日本に伝わりました。戦国時代から平和な時代に変わる元禄時代に武士の組織
である合のトップに日頃のお礼からお歳暮を贈る事が始まり、嫁の両親に、分家
から本家に贈られるなどして盛んになったと言われています。その後、武士の風習
であったものが商人にひろまり、得意先、お世話になった人に、親戚に、と習慣と
してお歳暮を贈る事が広まってゆきました。

お歳暮にはどんなならわしが:
お歳暮には日頃お世話になったお礼をする意味があります。そこで心を込めてお贈
りするには”魂を贈りものに結びとめる”と言う意味で水引が使われました。本来
贈りものをしっかりと奉仕紙で包み、奉仕紙が開かないよう結ぶ目的で使われたの
が水引です。水引は和紙を縒り糊で固めた紐で奇数本で使います。そして喜び事を
表すのしをつけます。のしとは昔神事で供え物としてあわびを薄く切り伸ばして干
す加工をした物を模してデザインされていて長寿(長く続く)の意味があります。

お歳暮の水引とのし
お歳暮の水引は花結びになります。何度めぐ
ってきても良い祝い事(お礼)用です。そして
のしは末永く続く事を表します。

お歳暮はどのように贈るの:
お歳暮にはお礼、感謝の意味があります。昔は目上の人にお世話になったお礼で合
ったものが現代では、友人、仲間、と気軽に季節の挨拶で礼をつくす意味もあって
贈られる範囲が広くなって来ました。勿論、礼に対しては礼をつくすことで、本来
の季節のご挨拶をする。 礼をつくす日本文化が戻って来ているようです。

お歳暮にはどの程度の価格を誰に贈るの:
お歳暮はお礼、礼の意味と現代のありがとうの意味が加わっているとすれば、誰に
いくらの物を贈れば・・・・の悩みは当然出てきます。一般的に考えれば お礼の
気持ちを物に置き換えて、贈った方に感謝の気持ちを汲んでいただく事が目的であ
る以上それが度を過ぎていては虚礼と思われてはいけません。程々のところを設定
するべきでしょう。

一般的に言われている贈りものの価格と贈る人
友人、知人

3,000円程度
目上の友人

4,000円程度
両親、親戚、上司

4,000〜5,000円程度
お仕事上大切な方

5,000〜以上
贈る方の好みで迷う

☆お歳暮商品一覧☆

ちくま味噌は元禄元年(1688年)にお味噌の生産を乳熊屋作兵衛が開始し、江戸
の庶民にひたしまれました。日本の食文化革新のいったんを担ったと言えましょう。時も同
じくお味噌はお歳暮の習慣が始まった、武士の間で当初作られていた当時高級食品であ
ったお味噌を量産化して、永代橋際で販売を開始ました。 江戸時代もきっとお歳暮にち
くま味噌をお世話になった方に丁重に贈られていた事でしょう。

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江戸時代 深川 永代橋

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